自由を考える
- 作者: 東浩紀,大澤真幸
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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某友人には、アズマスキ−の烙印を捺されてしまいましたが、それを差し引いても面白かったです。ある事象に対して、二人ともそれぞれに自分の言葉(理解)があって、微妙にすれ違う。当然それをすり合わせる作業が入るんだけど、奇跡的にそれがうまく行くのね。うーんカタルシス。*1
内容的にも興味深い提言が多い。身体性と脱身体性の分離とか、技術が表面的な自由度を高める背後で匿名性を排除してしまうとか。あと、映画「フライ」の話には笑いました。
追記
アガンベンネタ。
ムーゼルマン、ムーゼルマン、にらめっこしましょ。あっぷっぷ。