2004-06-16 ヴァンパイア戦争 本 笠井潔 あったなぁ、こういうの。たぶんバブル直前あたり。田中芳樹とか風見潤*1とかが「実は世界にはより高次の秩序があって」とか言って神と悪魔を引合に「悪い西洋主義」と「良い東洋主義」の対立にしちゃうやつ。なつかしー。 いま思うと、やはり時代精神で伝奇小説を読むようなやつでも「大きな物語」を求めていたということなのか知らん。当然バブルがきて、去ると誰も見向きしなくなっちゃったんだけどね。 *1:書いてたんですよ