2004-01-01から1年間の記事一覧

ヴァンパイア戦争

笠井潔 あったなぁ、こういうの。たぶんバブル直前あたり。田中芳樹とか風見潤*1とかが「実は世界にはより高次の秩序があって」とか言って神と悪魔を引合に「悪い西洋主義」と「良い東洋主義」の対立にしちゃうやつ。なつかしー。 いま思うと、やはり時代精…

本日の成果物

僕の彼女 「大切に、する」 ああ、なんでこのひとは。 そんな届かない祈りを口にするのだろう。 年をとらない男のひとの話。

クラウド・コレクター <手帖版>

新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)作者: クラフト・エヴィング商會出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/04/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (59件) を見るあーもう、かわいいかわいいかわいい! 装丁がかわいい文字…

硝子のハンマー

硝子のハンマー作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/04/21メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (129件) を見るひさしぶりの新刊はミステリですか。相変わらず良く調べてあるし、文も達者で安心して読める。 キャラクター…

うちなー

行ってきたよ沖縄。楽しかったー。焼けたー。 亜熱帯の森はほんとにすごい。かなり肉体的に恐い空間だった。夜中に一人でホテル近くの小さな森に入ろうとしたんだけど、闇が物理的に存在するし、ねっとりと空気が絡み付いてくるし、ギギギギとかギチギチギチ…

俳句のことなど

文章を志す者ならば、詩作は必ずすべきだとポール・オースターも言っているが、今の日本文学界ではついぞ詩歌を見ることはなくなってしまいました。新しく生み出さないどころか、古典の詩文を顧みることさえない。 中国では今でもインテリ層の教養として唐詩…

シラノ・ド・ベルジュラック

シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)作者: エドモン・ロスタン,辰野隆,鈴木信太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1951/07/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (32件) を見る戯曲三昧な日々。うほぉう。すごいなロスタン。…

ヴァレンシュタイン

ヴァレンシュタイン (岩波文庫)作者: シラー,濱川祥枝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/05/16メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見るたまには古典でもと思い立ってシラーの戯曲を買った。久しぶりに岩波文庫の棚の前などうろ…

OSを入れて最初にインストールする10のアプリ

ホームディレクトリで ls -a したらこんな感じでした。 anthy ebview firefox gimp-2.0 gqmpeg gqview ochusha ogle sylpheed vim http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/05/07/2313235&topic=104

お伊勢さん

木曽福島の山を楽しみに行くだけのつもりが、気が付けば伊勢のお山にまで足を伸ばしてしまった。 伊勢志摩、玉城、勢和多気の山々は、素晴らしい杜だった。以前和歌山に行ったときも思ったが、この半島の植生は日本の物とは思えないほど旺盛だ。降雨と日照に…

旅行

中央アルプスまで遊びに行ってきます。

本日の成果物

イチジの犬 老人が犬を失う話。

失われた時間

一日中酒飲んでました。気がついたらもう夜ですよ。 時の経つのが早いなぁ、最近(悔い改めよ)。

朝霧

朝霧 (創元推理文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/04/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (97件) を見る日本文学を土台にした推理小説ということで、激しく読み手を選ぶ作家ではある。教養(らしきもの…

本日の成果物

エスペランサの星喰い男 童話。ばりん。ぼりん。ごきん。

天国にそっくりな星

天国にそっくりな星 (ハヤカワ文庫 JA)作者: 神林長平出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/02/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (32件) を見るここ最近ライトなコメディタッチの作品が多いが、相変わらずの神林節は健在であ…

Java

メインの debian 環境で eclipse を使えるようにするのに少し手間取る。結局 sun の jdk でないとうごかなんだ。j2se-package を拾ってきて deb に変換してインストール。 # j2se-package j2sdk-1_4_2_04-linux-i586.bin せっかくなので最新の 3.0M8 にする…

お疲れ

いつものことだが、特に興味もない所を引きずりまわして大変申し訳ない。いずれ埋め合せします。財布が見付かって本当に良かった。また豆腐ステーキ喰いにいきます。

花の京都

前日に名古屋の友人宅を経由して、京都まで足を伸ばした。いつもの様に神社めぐりだ。ほとんどプランなしだったが面白かった。 唯一事前に考えていたのが、前にも紹介した今宮の花鎮めだ。氏子達の家を、赤と黒の鬼が訪れて踊りを奉納する。無闇に古色ゆたか…

月に桜

友人宅に夜桜見物に出かける。戸田公園はなかなか風情がありまする。蛙がゲコゲコ鳴いていたのが印象深い。啓蟄はいつでしたか。 家に帰るころになって雨が降り出した。近くの浅間さんのお社のある公園は、ほんとうにさくら一色に染まっていた。雨に耐える姿…

環境

システムのデフォルトロケールを ja_JP.UTF−8 に変更。 kterm が使えないので xterm + efont に切替えた。む、なかなかよいではないか。あとは fstab と smb.conf をちょこっといじって完了。これで gqmpeg を存分に使える。 ついでにサウンド関連も oss か…

井の頭公園

雨にけぶる夜桜見物に行った。水鳥の鳴き声が聞こえるくらいに静かだった。この時期の吉祥寺とはとても思えない静けさに深く感動する。 家に帰ったらモデムが壊れててへこむ。

届かない

きみと二人で、桜を見たかったな。 まぁ、たまにゃあこんな気分さ。

小金井公園

たてもの園前公園のソメイヨシノ達は、今日まさに花さやぐ真最中でした。来週なら咲き乱れ、ほつれる姿を堪能できるかと。 滑稽舞いを披露する演者がいて、近く遠くに鐘や太鼓の音を楽しみながらひたすら桜の風景に酔う。染井吉野は幹のドス黒さと淡い花の対…

FALLIN' FALLIN'

YOSHII LOVINSON あー、解散コンサートに行ったのはもう何年前だろ。グラムなおじさんって格好いいよなー。ラブだ。 走ろう fallin' fallin' 間違った 時を fallin' fallin' 戻そうか misty で risky で to hop step jumping' into death I don't know falli…

おおきく振りかぶって

おおきく振りかぶって (1)作者: ひぐちアサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/03/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 183回この商品を含むブログ (617件) を見るフオォォ。お・も・し・れー! 行きと帰りの電車の中で、仕事の合間で、都合四度も読…

公園

近くの公園の桜がそろそろ四分咲で、どきりとする。街灯よりも高いところで咲くのでしかとは見えず、その見えそうで見えない塩梅がもどかしくて堪らない。 週末は小金井公園かなー。楽しみだなー。

敵 (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/11メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (30件) を見る見事だなぁと思う。老練というのとは少し違う。圧迫感とも違う。老いをスゴブル観察的に描いている。客体化し…

午睡

むはぁ、午前中から跳ねまわったせいで無闇に眠くなる。ついに堪え切れずに少しやすむと、大量の汗がでた。なんだか新陳代謝が活発になったような錯覚を覚える。 よかったよかった。早速お酒でも飲もう。

「生きてりゃ必ず行き会うものが二つある。歓喜と絶望だ」 「ふん、そりゃ素敵だ。どちらも泣ける」